2015年09月12日

今帰仁のこと。

今日、以前自分の書いた記事を読み返してみたら、顔から火が出るくらいハズかしい。。
削除しようと思った記事もいくつか。。

今の自分がその頃から成長したわけではないけど、
なんだかすごく子どもっぽいなーと感じてしまったり、
イデオロギーの押し付け全開だったり。。

読みながら、もう冷や汗出っぱなしでした。。。

こんな拙い文章をお読み頂いた方に感謝です。

でもあえて、自戒を込めて恥ずかしい投稿を晒しておこうかな。

今帰仁に住まいを移してからブログは放置状態で、
不調だったパソコンのせいにしていたけれど
そろそろ書いていかないとどんどん書けなくなるな。

書かなきゃな。


というわけで今日は少しだけ
もうすぐ暮らして4年になる今帰仁の事。



今帰仁に環境を移して一番よかったのは、やはり自然が近いこと。

季節が家の中まで入ってくる。
森で咲く花の香りが、うみかじで運ばれる湿気の匂いが、、

その都度、心と体を自然のリズムに引き戻してくれます。

季節ごとの体の変化が都会で暮らしている時より体感としてやってきてくれます。

疲れたら海に飛び込んでリセット&リペアー。
海には一番助けられました。

地球が始まって以来の生命の情報が海水には満ちているんだろうなー。
首の後ろからブクブクとね、いろいろ浄化してくれてしばらく身を委ねた後は本当にスッキリします。

偏った思考もかなりニュートラルになります。

今帰仁の海は本当に素晴らしい。
魚影もまだ濃い方だと思うし、なんといっても天然の海岸線がある。

寄せては返してきた波に、あるいは強い風に形作られてきた造形美でエネルギーを垂れ流している。

そこに根を張り巡らせ、何度も芽吹く植物たち。
生と死のなまなましい循環のさま。

人の手によって整えられたビーチとはパワーが全然違う。


優しくて、厳しい。

海は私にとって万能薬

それを改めて感じさせてくれた今帰仁の海です。

(まだ今帰仁の海を体感された事のない方は是非足だけでも漬けにいらっしゃってください♪)



そしてこちらの生活で、もう一つ印象深いことは、基層の文化について

今帰仁村はヤンバルがそうであるように、
ムラ、シマと呼ばれる集落単位での祭祀が色濃く残り
ノロが不在なシマはあるにせよ、
自治会長がそれに代わって昔の暦通り祭祀が行われています。

便宜上でもまだ昔の暦が生きているせいなのか、
脈々と受け継がれてきた濃厚な空気が集落の中にはあります。

祈りが時空を超えてカオスのように渦巻いている、
一瞬気が遠くなるような、めまいをおぼえるような空間を歪めている濃厚な空気。

浦添に暮らしている頃はこんなに頻繁には出会わなかった空気感。

気流民の多くなってきた中南部に比べて、
多様性を認めない内側に閉ざされたエネルギーというのも確かにあるけれども
こういう空気感のある場所はもうあまり存在しないのかなと思います。

沖縄の原風景を構成している、この濃密な空気。

沖縄の基層を知る上では貴重な場所だと思います。

でもその基層文化もほんの少しだけを残して、
閉鎖的な部分だけを残して、
ほとんどが市場原理主義に染まっていく切なさを今感じています。


本来の体力をだんだんと失っていくムラ、シマ。


これも自然の流れなのかな?



もうしばらく今帰仁の海に浮かんで、いろんな事感じてみたいなーと思います。




ってところで時間切れ♪
また書きます♪
(久しぶりの投稿につき乱文をお赦しください〜〜)

今帰仁のこと。

今日の海だよ♪

































タグ :今帰仁

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Posted by 自然療法のためのお家サロン Surya&Lily at 16:45│Comments(0)いろんなこと
 
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