2016年02月03日
ポートランド、バーンサイドという所
2月1日からオレゴン州のポートランドに来ています。
予定は2週間。
思春期の次男と多分最後であろう旅行です。
スケートボードが好きな次男を釣ってポートランドに来たわけなので
毎日スケートパークには行く覚悟。
スケードボードというと横ノリで、大人から何かと煙たがられるアクティビティですが
公道なんかで迷惑をかけたり、ガーガーうるさかったり、群れてなんだか良くない事をしているようなイメージを持たれたり
ざっくりいったら不良のイメージですよね?(それはひと昔前なのかな?)
確かにカウンターカルチャーの側面はあるのですが(あたしはそこが好きだったりするんだけどw)
でも今、実際にスケートをしている大人の方々って実に紳士的で優しく、そしてDIY精神にあふれているのです
普段は(といってもなかなか連れていってあげられないんだけど)
沖縄の北部、名護市の21世紀の森公園のスケートパークへ行くんだけど
そこもランページなどはスケーターの手作りで
週末には子ども向けの無料のスクールなんかをやってくれていて
とってもかっこいいお兄ちゃん達(と言っても、れっきとしたお父さんだったりしてお子さんを連れてきたりする)がマニューバーのコツなんかを教えてくれたりします。
本当に午前中に一緒にスケートをやるだけでとってもうまくなったりします。
またスケートの先生達は子ども達の憧れでもあるので、この時代に得られにくい、
貴重なロールモデル、メンターになってくれたりもしています
学校にも地域にもいない、かっこいい大人なんです、息子にとって。
次男も名護でスケートを教えてくれるお兄ちゃん達が大好きで、車で公園の横を通る度、その姿を一目見たくて車窓から身を乗り出すくらい(笑)
私もパークにいって、スケーターの方達とユンタクするのは大好き。
大人であんな風に瞳をキラキラさせてる人はあまりいなくなってしまったからね〜〜
で、ポートランドの話
ポートランドは今とっても話題の街なのですが
デモクラティックな街として、若者が生きやすい街として注目されるまでの過程で参考になった文章をリンクしておきます。
https://messe.nikkei.co.jp/js/i/column/cat454/119003.html ←前編
https://messe.nikkei.co.jp/js/column/cat454/119004.html ←後編
(めんどくさい人は後編だけでも)
で、こうしてデモクラティックで、DIYで、weirdな人達が作ったものとして象徴的な存在でもあるのが、バーンサイドスケートパーク。
これもいいリンクないかな〜と探したんだけど、日本語のはあまりなくって。
「TRUE PORTLAND」というガイドブックから抜粋させていただきます
(あのideeの黒崎さんが作った本です)
以下抜粋
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1980年代、
冬の間は雨が良く降るポートランドのスケーター達が雨天でもスケートをできるようにと、
バーンサイドブリッジの下に自分達でコンクリートを流してランプを作り始め、
完成したのが「Burnside Skeatepark」
近隣の住人に認められるために彼らは周辺の掃除をするようになり、
それがきっかけで
市とスケーターの間では話し合いが行われ、
街づくりにも声が反映されるまでに良い関係が築き上げられていった。
こうしてポートランドは、スケートレーンがあったり、市公認のスケートパークが19箇所もあるようなスケーターに優しい街になり、
この元祖DIYスケートパークは世界中のスケーターの聖地となったのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上引用終わり
すごく象徴的♪
で、今日はポートランド2日目にして、Burnsaidデビューしてきたわけです。
(昨日は移動日の続きで時差ボケでした)
いきなりですがwやってきました

道すがらあまり環境は良いとは言えない(橋の下だからね)
場末な、ゲットーな感じがあります(カウンターだからね)
(スケーター以外の人は来ないだろうと思います)
いるいるスケーター達が!!
そして尋常じゃないうまさ。
一生懸命ビデオを撮ったんだけど、広〜いパークでスケートのビデオって難しくって撮れない!
でもすっごくレベルが高いような気がしました(私は素人だからよくわかんないんだけど)
スケーターは20代から50代前までのよう
仕事を終えたスケーターの、車がくるくる、、どんどん増える増える
そして、明らかに「ん???」というようなアウトローなおじさんもいます。
でもそんな社会不適合者的なおじさんにも若いスケーターは優しいのです。

写真では伝わらないけど、みんなすっごく上手!!
こんなに上手なスケーターばっかりで次男はすっかり見学を決め込んでいたのだけど
9歳の息子がいるというDerekが次男をランページに誘ってくれました♪
やはりすごく紳士で優しいのです
見かけはみんなヒップスターそのものだけれど
英語の聞き取れない私にゆっくり話してくれて、コミュニケーションを試みてくれました
そしてね、なんとデッキの端っこに亀裂が入っている次男のボードを見て
お下がりのデッキをプレゼントしてくれました

速攻で車の中の工具でトラックを付け替えてくれました。
実は名護のskaterの方にもお下がりのウィールをすごーくさりげなく頂いたことがあるんだけど、
なんなんでしょう??このskater達の気前の良さは!!!!!
しかも世界共通。

デッキをプレゼントしてくれたDerekと♪ウハウハの次男だよ。
でね、前出の「TRUE PORTLAND」を私は持ち歩いていて、それのBurnside SketeparkのページをDerekに見せたら
みんな大興奮!!
っていうか本に載ってる人がみんないる(笑)

記念に本の写真を撮るDerek,笑

そんなフレンドリーなskater達♪
残念だったのはやっぱり私が英語が話せなかった事。
デレックはスケートを始めて26年で、9歳の息子もここにきてスケートをしていて、、、
他のみんなもフレンドリーに話かけてくれて、
ココになんで来るのかとか、
あの人はここを作った時からずっといるんだとか、、
英語がもっと理解できたら
もっともっと本当のポートランドを知れる機会が増えたのにな〜〜
デレックは私に話かけてくる人に「この子は英語があんまり話せないんだよ」と言っているのがわかったし、
あーあ残念だな〜と言ってくれているのわかったし。。。
でもね、とにも、かくにも、
2日目にして、ポートランドが本当に
デモクラティクで
weirdで
DIYだって事が体感できる、素敵な1日になりました!
(本当の姿はまだまだ深いところにたくさんあるのは踏まえつつですけど)
また報告します♪ポートランドのこと。
よんでいただきありがとうございました♪
予定は2週間。
思春期の次男と多分最後であろう旅行です。
スケートボードが好きな次男を釣ってポートランドに来たわけなので
毎日スケートパークには行く覚悟。
スケードボードというと横ノリで、大人から何かと煙たがられるアクティビティですが
公道なんかで迷惑をかけたり、ガーガーうるさかったり、群れてなんだか良くない事をしているようなイメージを持たれたり
ざっくりいったら不良のイメージですよね?(それはひと昔前なのかな?)
確かにカウンターカルチャーの側面はあるのですが(あたしはそこが好きだったりするんだけどw)
でも今、実際にスケートをしている大人の方々って実に紳士的で優しく、そしてDIY精神にあふれているのです
普段は(といってもなかなか連れていってあげられないんだけど)
沖縄の北部、名護市の21世紀の森公園のスケートパークへ行くんだけど
そこもランページなどはスケーターの手作りで
週末には子ども向けの無料のスクールなんかをやってくれていて
とってもかっこいいお兄ちゃん達(と言っても、れっきとしたお父さんだったりしてお子さんを連れてきたりする)がマニューバーのコツなんかを教えてくれたりします。
本当に午前中に一緒にスケートをやるだけでとってもうまくなったりします。
またスケートの先生達は子ども達の憧れでもあるので、この時代に得られにくい、
貴重なロールモデル、メンターになってくれたりもしています
学校にも地域にもいない、かっこいい大人なんです、息子にとって。
次男も名護でスケートを教えてくれるお兄ちゃん達が大好きで、車で公園の横を通る度、その姿を一目見たくて車窓から身を乗り出すくらい(笑)
私もパークにいって、スケーターの方達とユンタクするのは大好き。
大人であんな風に瞳をキラキラさせてる人はあまりいなくなってしまったからね〜〜
で、ポートランドの話
ポートランドは今とっても話題の街なのですが
デモクラティックな街として、若者が生きやすい街として注目されるまでの過程で参考になった文章をリンクしておきます。
https://messe.nikkei.co.jp/js/i/column/cat454/119003.html ←前編
https://messe.nikkei.co.jp/js/column/cat454/119004.html ←後編
(めんどくさい人は後編だけでも)
で、こうしてデモクラティックで、DIYで、weirdな人達が作ったものとして象徴的な存在でもあるのが、バーンサイドスケートパーク。
これもいいリンクないかな〜と探したんだけど、日本語のはあまりなくって。
「TRUE PORTLAND」というガイドブックから抜粋させていただきます
(あのideeの黒崎さんが作った本です)
以下抜粋
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1980年代、
冬の間は雨が良く降るポートランドのスケーター達が雨天でもスケートをできるようにと、
バーンサイドブリッジの下に自分達でコンクリートを流してランプを作り始め、
完成したのが「Burnside Skeatepark」
近隣の住人に認められるために彼らは周辺の掃除をするようになり、
それがきっかけで
市とスケーターの間では話し合いが行われ、
街づくりにも声が反映されるまでに良い関係が築き上げられていった。
こうしてポートランドは、スケートレーンがあったり、市公認のスケートパークが19箇所もあるようなスケーターに優しい街になり、
この元祖DIYスケートパークは世界中のスケーターの聖地となったのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上引用終わり
すごく象徴的♪
で、今日はポートランド2日目にして、Burnsaidデビューしてきたわけです。
(昨日は移動日の続きで時差ボケでした)
いきなりですがwやってきました

道すがらあまり環境は良いとは言えない(橋の下だからね)
場末な、ゲットーな感じがあります(カウンターだからね)
(スケーター以外の人は来ないだろうと思います)
いるいるスケーター達が!!
そして尋常じゃないうまさ。
一生懸命ビデオを撮ったんだけど、広〜いパークでスケートのビデオって難しくって撮れない!
でもすっごくレベルが高いような気がしました(私は素人だからよくわかんないんだけど)
スケーターは20代から50代前までのよう
仕事を終えたスケーターの、車がくるくる、、どんどん増える増える
そして、明らかに「ん???」というようなアウトローなおじさんもいます。
でもそんな社会不適合者的なおじさんにも若いスケーターは優しいのです。

写真では伝わらないけど、みんなすっごく上手!!
こんなに上手なスケーターばっかりで次男はすっかり見学を決め込んでいたのだけど
9歳の息子がいるというDerekが次男をランページに誘ってくれました♪
やはりすごく紳士で優しいのです
見かけはみんなヒップスターそのものだけれど
英語の聞き取れない私にゆっくり話してくれて、コミュニケーションを試みてくれました
そしてね、なんとデッキの端っこに亀裂が入っている次男のボードを見て
お下がりのデッキをプレゼントしてくれました

速攻で車の中の工具でトラックを付け替えてくれました。
実は名護のskaterの方にもお下がりのウィールをすごーくさりげなく頂いたことがあるんだけど、
なんなんでしょう??このskater達の気前の良さは!!!!!
しかも世界共通。

デッキをプレゼントしてくれたDerekと♪ウハウハの次男だよ。
でね、前出の「TRUE PORTLAND」を私は持ち歩いていて、それのBurnside SketeparkのページをDerekに見せたら
みんな大興奮!!
っていうか本に載ってる人がみんないる(笑)

記念に本の写真を撮るDerek,笑

そんなフレンドリーなskater達♪
残念だったのはやっぱり私が英語が話せなかった事。
デレックはスケートを始めて26年で、9歳の息子もここにきてスケートをしていて、、、
他のみんなもフレンドリーに話かけてくれて、
ココになんで来るのかとか、
あの人はここを作った時からずっといるんだとか、、
英語がもっと理解できたら
もっともっと本当のポートランドを知れる機会が増えたのにな〜〜
デレックは私に話かけてくる人に「この子は英語があんまり話せないんだよ」と言っているのがわかったし、
あーあ残念だな〜と言ってくれているのわかったし。。。
でもね、とにも、かくにも、
2日目にして、ポートランドが本当に
デモクラティクで
weirdで
DIYだって事が体感できる、素敵な1日になりました!
(本当の姿はまだまだ深いところにたくさんあるのは踏まえつつですけど)
また報告します♪ポートランドのこと。
よんでいただきありがとうございました♪
Posted by 自然療法のためのお家サロン Surya&Lily at 18:26│Comments(0)
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